広島市議会 2021-09-21 令和 3年第 3回 9月定例会-09月21日-03号
教師不信の訴えもありました。 文部科学省は,学校の決まりなどが原因による不登校の児童生徒数は5,572人としています。厳し過ぎる校則は子供の権利,人権の観点から見直しが必要です。文科省も6月8日に学校や地域の実態に応じて校則を見直すよう通知していますが,市教委はこの通知をどう受け止めておられますか。
教師不信の訴えもありました。 文部科学省は,学校の決まりなどが原因による不登校の児童生徒数は5,572人としています。厳し過ぎる校則は子供の権利,人権の観点から見直しが必要です。文科省も6月8日に学校や地域の実態に応じて校則を見直すよう通知していますが,市教委はこの通知をどう受け止めておられますか。
その様子を報じたある新聞の記事を少々長くなりますが引用させてもらいますと,「教師不信と“告発”の発言が相次いだ。そこで明らかになったのは,教師と子,教師と親との大きな意識のズレだ。これまで常識と思ってきたこと,よかれと思ってしてきたことが,子どもを苦しめてきた事実を,教師たちは突き付けられた。参加者からは繰り返し「意識改革」という言葉が語られた。
また,具体的理由では,面倒くさい,おもしろくないのほか,いじめ,勉強不振,教師不信,校則などが目立つとも報道されています。この調査結果は,これからの対応に大きな役割を果たすことを期待したいと思います。
教師の評価と保護者の評価が違えば,相互信頼が損なわれ,教師不信の状態が生じ,教師,家庭が協力して子供を育てるという関係が損なわれるのではないか。あるいは,教師と子供自身の評価に食い違いがあったとすれば,両者の間に気まずい不信感が出てき,こういったものによって教育的環境が不安定になるのではないか,というようなことが懸念されたところでございます。以上でございます。
ただ,あえてご質問でございますからお答えを申し上げますと,本市の教育の現状につきましては,いろいろの視点からいろいろなお考えがあるかと思いますけれども,そうした教師不信という一面もございますんで,これは大変残念でございまして,やはり全力を挙げて信頼を回復するように,教師も努力をしていただきたいというのが私なんかのお願いでございまして,しかし,これは本当に一部でございまして,全部の教師がそのような不信感
これは,信頼関係どころか,教師不信といいますかね,そこまで事態が来ているんだと,こういうふうに私は感じております。
いかに教師不信,大人不信があるかということの1つであろうかと思いますが,友達を見てみますと,また何でも話のできる親友は二,三人,これが最も多くて51%であります。1人もいない,これが25人に1人の割合でいるという結果が出ているわけであります。したがって,相談相手もなく自間自答を繰り返しながら,その解決の方法を見つけ出せずに悩んでいる子供たち。こういう姿が浮かんでくるわけであります。
4番目には,教師不信,人間不信を招く。体罰を加えた教師,それを容認する学校や学級の中で,教師への不信が植えつけられ,やがてその恨みに,それは恨みに転化し,対教師への反抗や暴力につながっている事実があると。こういうにはっきり書いとんです。ですから,体罰で育つものは何もないんだと。だから体罰は明快に禁止をし,説得と納得こそが子供を大きく育てるんだと。これが教育なんだと書いておるわけですね。